ICM-200はビジュアルプログラミングツールを介して車両の機能を拡張する、ユーザー定義が可能な制御モジュールです。このモジュールはSimulinkTMを使用して車両システムを視覚的にモデル化しシミュレートすることで、複数の車両システムと連動してデバイスを検知および制御します。ICMは車両内の各部品とのコミュニケーションや制御のための計器システムに必要不可欠な部品です。
ICM-200を使用すると、高度な診断機能と幅広い入力情報を活用して車両の状態をより詳細に表示しながら、車両のテレマティクスシステムを強化することができます。これは、システム内で発生している障害を強調表示したり、故障を報告している領域やモジュールを特定したり、あるいはスコープのような状況の詳細を表示するような情報統括的なディスプレイと使用することで、スタンドアローンのツールを用いて実現することも、あるいは車両内計器の一部として使用することもできます。
特長
- Simulinkでのプログラムによる高度なカスタマイズ
- 高度な診断機能
- 4つの50アンペア電源セクション
- 78個のI/O
- 2つのCANポート(250/500kボーレート)
- 3個のステータスLED
- 全出力はPWM出力可能
アプリケーション
- ブレーキライン圧
- 車両の既存のテレマティクスシステムを強化
- ペダルの加圧
- 補助空気圧
- ターボブースト圧
- サスペンション圧
- エンジンマニホールド負圧
- 空気または燃料フィルター制限減圧
- 中央部タイヤ膨張